Zendeskでのトリガを使った休日通知

Zendeskでのトリガを使った休日通知

Zendeskでトリガを使った休日通知を設定する
Clock Icon2024.05.17

こんにちは、昴です。
今回はトリガを使った休日通知を設定してみます。

はじめに

Zendeskの時間にはカレンダー時間と営業時間があります。 カレンダー時間は通常のカレンダーに則った時間の考え方となっています。

営業時間はZendesk Support内で定義する時間です。管理センターのオブジェクトとルール > ビジネスルール > スケジュールから設定でき、日曜日から土曜日の何時から何時を営業時間とするか、何曜日を休日とするかを定義します。Zendeskではこの指定した営業時間以外の時間を休日と認識します。

また、祝日や年末年始などの特定の休日については休日タブから個別に休日を登録する必要があります。

営業時間で定義した休日について、一部のトリガではユーザーに通知を送る際、この休日を除外して送信するものがあります。例えば「リクエスタへの通知 - リクエスタ受信のCC」トリガでは、条件に「チケット > 休日?=いいえ」というものがあり、休日にトリガが実行されないようになっています。

この既存のトリガを編集し、また新たに休日の通知を送信する用のトリガを作成することでトリガを使った休日通知を行うことができます。

実践

それでは実際にトリガを編集していきます。
管理センターのオブジェクトとルール > ビジネスルール > トリガへ移動します。 今回編集するのは「リクエスタとCCへの通知 - リクエスト受信」(以前のトリガ名「リクエスタへの通知 - リクエスタ受信のCC」)というトリガです。 条件にある「チケット > 休日?=」を「いいえ」に設定します。これにより、デフォルトのトリガでは休日に通知がされないようになりました。

次に編集した「リクエスタとCCへの通知 - リクエスト受信」トリガを複製し、休日通知用のトリガにしていきます。トリガの複製はトリガ一覧から特定のトリガのトリガオプション「複製」を選択することで複製することが可能となっています。複製したトリガは区別がつくように「休日」などトリガ名に組み込むことを推奨します。

複製したトリガは休日の通知用に作成したため、条件の部分を一部編集します。先ほどの「チケット > 休日?=」を「はい」に設定します。

以上でトリガの編集は完了です。これにより、休日でもトリガを使った通知ができるようになり、またトリガを別にしたため休日用の内容の通知を飛ばすことができます。

まとめ

今回はZendeskでトリガを使って休日に通知を送る仕組みを作成しました。少しでもご参考になれば幸いです。

参考記事

Zendeskヘルプ > ホーム > ベストプラクティスとハウツー > ビジネスルール > トリガを使用した休日通知

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.